逮捕されたのは、現場の川崎市幸区の県営団地の住人で無職、宮川怜斗容疑者(28)です。

警察によりますと、先月23日、同じ団地の60代の女性が住む部屋の前にあったすだれに火を付けたとして、放火の疑いがもたれています。

今月9日夜、容疑者が「話を聞いてほしい」などと警察に電話をかけ、事情を聴いたところ、火を付けたことを認めたことなどから逮捕しました。

調べに対し、「私がしたことに間違いありません」と供述しているということです。

この団地では、先月、ほかにもすだれや段ボールなどが焼ける不審火が2件相次いでいて警察によりますと、容疑者が関与をほのめかす供述をしているということです。警察は、関連を捜査しています。

一方 周辺の不審火 別の容疑者が一部関与認める

一方、団地の周辺でも、公園のベンチや集積場のごみが焼ける不審火が5件相次ぎました。

捜査関係者によりますと、横浜市で起きた強盗未遂事件で先月、逮捕された56歳の容疑者が一部について関与を認めているということで、警察は詳しく調べています。

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