日本ジャーナリスト会議(JCJ)は9日、優れたジャーナリズム活動を表彰する2024年のJCJ大賞が、自民党派閥裏金事件の発端となる政治資金パーティーの収支報告書不記載をスクープし、追及を続けたしんぶん赤旗日曜版に決まったと発表した。JCJ賞には、信越放送のSBCスペシャル「78年目の和解~サンダカン死の行進・遺族の軌跡」など計4点を選んだ。

 ほかのJCJ賞は、上丸洋一さん=「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったのか」▽後藤秀典さん=「東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃」▽NHK=NHKスペシャル「“冤罪”の深層~警視庁公安部で何が~」「続・“冤罪”の深層~警視庁公安部・深まる闇~」

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