歩いていた面識のない女性を包丁で切り付けたとして、警視庁代々木署は6日、傷害の疑いで、中国籍で住所不詳の自称高校3年の男(19)を現行犯逮捕したと発表した。同庁少年事件課が、容疑を殺人未遂に切り替えて捜査している。

◆女性は「突然切られた」

 逮捕容疑では、5日午後11時25分ごろ、東京都渋谷区代々木3の路上で、1人で歩いていた20代女性を後ろから包丁で切り付け、後頭部や両手などの計約20カ所に1カ月のけがを負わせたとされる。同課によると、容疑を認め「1年ほど前から人を殺したかった」「包丁は家から持ってきた」などと供述している。  代々木署によると、目撃者が110番し、駆けつけた署員が現場に立っていた男を取り押さえた。女性は「突然切られた」と話している。現場は小田急線南新宿駅から約400メートル西の住宅街。 

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