東北電力は6日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に向けて進めている、原子炉に核燃料を装填する作業を報道陣に公開した。3日午後に始まった装填は、順調に進めば10日前後に終わり、点検や原子炉圧力容器のふたを閉める作業に移行する。  東北電によると、再稼働の工程は、10月ごろに原子炉を起動し、11月ごろに発電を再開。12月ごろに営業運転を始める。  原子炉建屋上部の「使用済み燃料プール」に保管されている高さ約4・5m、重さ約300キロの燃料集合体を、燃料交換機で1体ずつつり上げ、十数メートル横にある原子炉圧力容器へ移動。放射線を遮蔽するため、移動は全て水中で行った。


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