自己破産を申し立てることになったのは、長野市戸隠の「大久保西の茶屋」です。

民間の信用調査会社帝国データバンクなどによりますと、「大久保西の茶屋」は江戸時代の1624年に創業した茶屋が起源とされ、長野市戸隠や長野駅前などでそば店4店舗と、とんかつ店2店舗を展開していました。

20年前の2004年2月までの1年間にはおよそ3億1000万円の売り上げがありましたが、新型コロナの影響で売り上げが落ち込み、ことし2月までの1年間ではおよそ6000万円だったということです。

運営会社は、去年3月までに本店以外の店舗を閉店して立て直しを図っていましたが、先行きが見通せないとして2日、従業員を解雇し事業を停止しました。

会社の弁護士によりますと、負債総額はおよそ2億円で、今後、裁判所に自己破産を申し立てることにしています。

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