佐々さんは神奈川県出身で早稲田大学法学部を卒業後、日本語教師を経てフリーライターとなり、生と死をテーマにした作品を発表してきました。
海外で亡くなった人を母国に送り届ける仕事を描いた「エンジェルフライト国際霊柩送還士」は2012年の開高健ノンフィクション賞を受賞したほか、米倉涼子さんの主演でドラマ化され話題となりました。
このほかにも終末期の患者の在宅医療に密着した「エンド・オブ・ライフ」や、難民の問題を描いた「ボーダー 移民と難民」などでも知られています。
佐々さんはおととし、悪性脳腫瘍と診断され、闘病生活を送りながら執筆活動を行っていましたが、1日夕方、神奈川県内の自宅で亡くなったということです。
56歳でした。
「ああ、楽しかった」~ノンフィクション作家・佐々涼子~
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