福岡地裁

 福岡県春日市の市立小で2019年9月、新任の男性教員=当時(24)=が自殺したのは指導教員のパワハラなどが原因だとして、両親が市と県に計約9千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、福岡地裁であり、出廷した母親が「原因究明と謝罪を強く求める」と述べた。被告側は請求棄却を求めた。  母親は意見陳述で、学校は具体的な説明をせず「対応に誠意がない」と非難。9月に入り、息子から相談されたことに触れ「SOSだったのかと思うと後悔が残る」と声を詰まらせた。  訴状によると、19年4月に3年のクラス担任になり、女性教員から他の職員の前で何度も厳しく叱責されるなどの指導を受けた


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