札幌市南区の住宅に程近い畑で行われた伐採には、市民団体やNPOの呼びかけで集まったボランティアおよそ20人が参加しました。

札幌市はことし6月に策定したヒグマ対策の計画にそって、今後、市街地に近いエリアで餌となるクルミの木の分布調査を行ったうえで、必要に応じて伐採などの措置を進めることにしています。

これに先立ち、26日はボランティアの人たちが畑の雑草を刈り取りながら、クルミの木をチェーンソーやのこぎりで切り倒していました。

伐採を行った市民団体代表の小川巌さんは、「活動を通じて、クルミの木や果樹などクマが近寄りやすい場所を広く知ってもらい、対策に役立ててもらえればうれしいです」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。