厚生労働省の専門部会は26日、統合失調症やうつ病の治療に使われてきた大塚製薬の抗精神病薬「レキサルティ」の効能に、アルツハイマー型認知症に伴う攻撃的な言動などの改善を追加することを了承した。近く正式に承認される。  アルツハイマー型認知症では、徘徊や同じ動作の繰り返し、攻撃的な言動といった症状がみられ、患者本人や家族、介護者の生活に支障が出ることがある。レキサルティには、こうした症状の軽減が期待されていて、この効能で既に米国など3カ国で承認されている。


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