国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した宇宙飛行士の古川聡さん(60)が24日、オンラインで記者会見し、今後の活動について「自分の経験を伝えて日本の有人宇宙技術が進むことに少しでも貢献したい。仲間の飛行士にバトンをつなげたい」と語った。  ISS滞在は2011年に続き2回目。前回との違いを米スペースXの宇宙船に乗ったことにも触れ「民間企業による宇宙開発が進んでいることが印象的だった。有人月探査に向けた準備も進んでいる」と話した。  国際月探査「アルテミス計画」で、日本人2人が月に降り立つ見通しになったことには「国際協力で月探査が進むことはうれしい」と喜んだ。


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