気象庁は22日、宮崎・日向灘を震源とする地震を受け、南海トラフ地震の想定震源域で生じた地下の岩盤の「ひずみ」について「通常みられる変化以外は観測されていない」との見解を示した。
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宮崎県で起きた震度6弱の地震から22日で2週間がたった。気象庁は日ごろからの地震への備えを引き続き実施するように呼びかけた。
8日夕の地震発生後、震度1以上の地震は23回起きた。13〜22日は観測されなかった。南海トラフ地震の想定震源域で、プレート境界の状況に「特段の変化」を示すような地震活動や地殻変動は観測されていないという。
気象庁は8日の地震を受けて、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表し、備えの再確認を呼びかけた。その後に異常は観測されず、1週間が経過した15日午後5時に呼びかけを終了した。
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