山形県によりますと、7月25日の大雨の影響で、戸沢村、鮭川村、酒田市、遊佐町の4つの市町村でおよそ200人が避難生活を続けています。

県は、このうち、戸沢村と鮭川村で、8月20日から合わせて29戸の仮設住宅の建設を始めました。

戸沢村では、仮設住宅を建設する予定の小学校の跡地に県や建設団体の担当者が集まり、巻き尺で長さを測ったり、くいやスプレーで目印をつけたりして、作業を行いました。

山形県建築住宅課の齋藤攻さんは「避難されている方が大勢いて『先が見えなくて不安だ』という声を多く聞いています。安心してもらえるよう少しでも早い完成を目指したい」と話していました。

県によりますと、仮設住宅は10月上旬には入居が始まる見通しで、家賃の負担はなく、入居できる期間は最長で2年だということです。

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