小池知事は8月6日、神宮球場で行われたプロ野球の試合で始球式を行った際、左膝関節を剥離骨折し、全治2か月と診断され、その後、リモートや電話などで公務を行っていました。

19日午後、およそ2週間ぶりに車いすで都庁に登庁し、報道陣の取材に応じました。

小池知事は「ご心配をおかけしています。この間、台風7号の接近や、南海トラフ地震に関する情報が出たことなども踏まえ、防災危機管理の面で、どこにいても担当者と連携し、指示をしっかりと伝えていた。これからもテレワークとリアルの両方で進めていきたい」と述べました。

また、毎年9月1日に行われる関東大震災の混乱で殺害された朝鮮人犠牲者の追悼式に、追悼文を送付するかどうか問われたのに対し、「毎年同じ理由です」と述べ、ことしも追悼文を送付しない考えを示しました。

これまでに小池知事は、追悼文を送付しない理由について、毎年、東京都慰霊協会が開いている大法要で、すべての犠牲者に哀悼の意を表しているとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。