感染細胞内のエムポックスウイルス(赤く着色)の電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供・共同)

 【マニラ共同】フィリピン保健省は19日、海外渡航歴のないフィリピン人男性(33)がエムポックス(サル痘)を発症したと発表した。検査でウイルス感染を確認したが、より重症化しやすいタイプの「クレード1」かどうかは現時点で不明で、別の検査結果を待っているという。

 国内での感染確認は昨年12月以来で、10例目だとしている。

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