宮内庁は19日、皇居内の馬車庫の一部で火災があったと発表した。係員の詰め所として使っている約50平方メートルの平屋建ての施設の内部が焼けた。けが人はなく、保管していた儀式で使う馬車にも被害はなかったという。
宮内庁によると、18日午後10時ごろ、施設から10メートルほど離れた厩舎（きゅうしゃ）で当直勤務にあたっていた職員が破裂音で火災に気づき、東京消防庁や皇宮警察本部に通報。消防車が出動し、火は約2時間40分後に鎮火した。東京消防庁などが出火原因を調べている。（中田絢子）
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