このコンテストは手話の普及や福祉教育を進めるため毎年開かれていて、全日本ろうあ連盟で非常勤の嘱託職員として勤務している佳子さまは、「皆様がこれまで積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮できるよう、応援しています」と手話でおことばを述べられました。

そのうえで、能登半島地震で被災したろう者が手話による情報提供や会話で安心できた事例に触れ、「災害時に、きこえない人、きこえにくい人を含むすべての人に対し、必要な情報や必要な支援が行き渡るとともに、現在、災害により苦しい思いをされているすべての方々の状況がよくなることを心から願っています」と述べられました。

このあと、全国各地から選ばれた高校生10人が手話でスピーチし、佳子さまは発表が終わるたびに一人一人に拍手を送られていました。

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