台風7号が遠ざかった関東地方は17日、青空と強い日差しが戻り、内陸部を中心に猛烈な暑さとなった。群馬県館林市では39.6度に達し、高知県四万十(しまんと)市江川崎(えかわさき)と並び全国でこの日最も高い気温を観測。東京都心でも35.9度と、今年19回目の猛暑日(最高気温35度以上)を記録した。  各地の最高気温は、埼玉県熊谷市で39度、茨城県古河(こが)市で38.5度、栃木県佐野市で38.4度、千葉県市原市で38.3度、東京都練馬区で37.7度、横浜市で36.4度など。北関東では、山越えの風が気温を上昇させる「フェーン現象」も重なったとみられる。  気温上昇と湿った空気の流入により、関東では18日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、激しい雷雨の恐れがあるとして、気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水、落雷や突風などへの注意を呼びかけた。(宇佐見昭彦) 

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