熊本県山鹿市で16日、和紙でできた金色の灯籠を頭に乗せ、約千人の女性が輪になって舞う伝統の「千人灯籠踊り」が行われた。「あなたもお酔い」という意味の「よへほ節」のゆったりとした調べに合わせ、幾重にも連なる灯籠の光の輪が闇夜に揺らめき、観客を魅了。  踊りは15、16両日の「山鹿灯籠まつり」のハイライト。山鹿市によると、古事記などでヤマトタケルの父として記される景行天皇が濃霧で道に迷った際、山鹿の人々がたいまつを持って案内したとされるのが祭りの由来。室町時代からたいまつに代えて、和紙とのりだけで作られる灯籠を奉納するようになった。


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