東京女子医大(資料写真)
東京女子医大(東京都新宿区)は16日、臨時評議員会を開き、岩本絹子前理事長を理事職からも解任した。関係者への取材で分かった。 関係者によると、評議員会に岩本氏は出席せず、評議員の投票で解任を決議した。岩本氏は今月7日に理事長を解任され、大学から完全に離れる形となった。 大学の同窓会組織「至誠会」を巡り、勤務実態のない女性職員に給与を支払ったとする特別背任容疑で、警視庁が3月、大学本部や岩本氏の自宅などを一斉捜索した。捜査関係者らによると、女性職員は岩本氏と近い関係にあり、至誠会側から計約2000万円の給与を不正に得た疑いがある。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。