阪神バスは14日、兵庫県尼崎市内を運行する路線バスの運転手4人が、乗務中に運賃箱を不正に操作して運賃の一部を着服していたと発表した。着服金額は、確認ができた過去1年分だけで計約86万円分。同社は13日付で4人を「厳正に処分した」としたが、処分内容は明らかにしていない。
同社によると4人は、乗客が大人1人分の運賃230円を運賃箱に入れようとする際、手元のボタンを操作して小児1人分の運賃120円が適用されるようにし、運賃箱から出てきた釣り銭を着服していた。
今月4日、乗客から不正を指摘するメールが同社に届き発覚。4人の手口は共通していたが、示し合わせて行ったことは否定している。
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