毎年、8月のこの時期に観測される「ペルセウス座流星群」は、「三大流星群」の1つで、12日夜に活動のピークを迎えました。

北海道でも観測され、このうち網走市の能取湖で12日夜9時半すぎから、およそ5時間にわたって撮影された連続写真には、いくつもの星が流れていく様子とともに、空がオーロラで赤く染まる様子がとらえられていました。

撮影した陸別町にある銀河の森天文台の津田浩之館長によりますと、12日夜は、太陽の表面で起きる爆発現象「フレア」の影響で、北海道などの比較的低い緯度でもオーロラが観測しやすい条件だったということで、肉眼でも確認できたということです。

津田館長は「低緯度オーロラとペルセウス座流星群が同時に見られるのは一生に一度あるかないかのチャンスだと思う。赤いオーロラの光の中に流星群が走っていく現象が、目の前で起きていることに感動した」と話していました。

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