北海道上富良野町でビールの原料となるホップがまもなく収穫を迎える。同町は国産ホップの一大産地で、今年で生産開始から101年目。

  • 北海道の上富良野で続く100年のビール物語 伝説のホップを逆輸入

 町内4軒のホップ農家のひとつ、大角友哉さん(49)の畑では約94アールに4品種を生産。十勝岳連峰を臨む丘陵の斜面に、高さ約5.5メートルのホップのツルが緑のカーテンのように連なっていた。

 収穫期はお盆ごろから9月上旬。ツルは刈り取られ、実のような丸い毬花(まりばな)と呼ばれる部分がビールの原料になる。乾燥して出荷され、10月ごろから初もののビールが出回る。(佐々木洋輔)

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