鳴門市の「阿波おどり」の実行委員会は、予定どおり9日夜実施することを決め、JR鳴門駅の近くに設置された長さ80メートルの桟敷席のある演舞場では、午後7時の開幕とともに踊り手たちが踊り始めました。

色鮮やかな衣装を身にまとった踊り手たちは、太鼓や笛が奏でる独特のリズムに合わせて、しなやかで美しい女踊りや、力強い男踊りを披露しました。

桟敷席には、地元の人たちや大勢の観光客らが詰めかけ、踊りを撮影したり、手拍子を送ったりしていました。

一方、会場ではスタッフおよそ70人が津波避難マップを携帯し、災害時には避難誘導にあたれるよう対策を取っています。

京都から来た男性は「近くで見ると音がすごくて迫力がありました。臨時情報が出て心配していますが、情報を見ながら過ごす予定です」と話していました。

鳴門市の阿波おどりは11日まで行われ、実行委員会は期間中、8万人の来場を見込んでいます。

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