低料金の24時間セルフ型ジム「chocoZAP(チョコザップ)」がサイト上でセルフ脱毛などジム以外のサービスも24時間いつでも利用できるかのように表示していたのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は9日、運営するRIZAP(ライザップ)に再発防止を求める措置命令を出したと発表した。
消費者庁によると、実際はセルフ脱毛やセルフエステ、セルフホワイトニングなど8つのサービスは利用できる時間帯が限られていた。セルフホワイトニングは1日計5時間だった。
同社はすでに違反行為を取りやめており、消費者庁は措置命令で再発防止の徹底や同様の行為を今後行わないことなどを求めた。
また、サイトの体験談も「ステルスマーケティング(ステマ)」に当たると認定した。同社がインフルエンサーに対価を払い、「タイアップ投稿」として画像共有アプリ「インスタグラム」に投稿してもらった内容をサイト上では第三者の顧客の声として掲載していた。ステマ規制に基づく行政処分は2例目となる。
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