7月、記録的な大雨に襲われた山形県の吉村美栄子知事は8日の定例記者会見で、聞き取り調査の結果「6日現在で庄内最上地域を中心に、宿泊施設で1万5千人を超えるキャンセルが発生した」と明らかにした。風評被害防止に向け、道路や交通機関の運行状況を公式観光サイトや交流サイト(SNS)で発信するとしている。  県によると、道路や河川、上下水道施設といった公共土木施設の被害額は、現時点の概算で約581億円に上った。2022年8月の大雨被害の約4・6倍といい、今後増加する見込み。この他、農林水産関係の被害額も推計で約80億円となっている。


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