JICAや東北大などが共同で取り組む、世界共通課題解決に向けたプログラムの参加者たち。インドネシアやモンゴルなど8カ国の学生や研究者らが集まった=5日、仙台市の東北大川内キャンパス

 防災や地球温暖化など世界共通の課題の解決に向け、途上国・新興国と連携して人材育成やビジネス創出を図ろうと、国際協力機構(JICA)で初の取り組みが始動した。インドネシアやモンゴルなど8カ国計21人の学生や研究者らが仙台市に集まり、専門家の講義や参加者の意見交換といったプログラムに参加。課題解決のアイデアを探る。9月下旬まで。  プログラムはJICAが主導し、東北大や仙台市と共同で取り組む。海外の優秀な人材を育成し、新しいビジネスを生み出すことで、仙台市での起業や日本のスタートアップ(新興企業)との連携推進につなげたい考えだ。


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