気象庁は23日、東京・虎ノ門の庁舎で、全国の予報を統括する「全国予報中枢」と呼ばれる部署などが入るオペレーションルームの内部を報道関係者に公開した。新型コロナウイルス禍で入室を制限していたため、内部公開は2020年に大手町から移転後初めて。  庁舎9階にあり、900平方メートル余り。首都直下など大きな地震に備えた免震構造となっている。24時間365日、交代制で職員が詰め、昼間は41人、夜間は27人が勤務。気象の予報や天気図の作成に当たる。  オペレーションは中央に「全国予報中枢」があり、周囲には、関東甲信や東京地方の予報、台風の発生を監視する班などが配置されている。


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