逮捕されたのは東京 足立区の職業不詳、小辻秀昇容疑者(53)です。

警視庁によりますと、先月、埼玉県内の70代の女性に市役所の職員などをかたって電話をかけ、「医療費の還付金を受けられる」などとうそを言っておよそ50万円を振り込ませてだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺などの疑いが持たれています。

現金の引き出し役の「出し子」とみられ、東京 千代田区のATMでおよそ50万円を引き出していたということです。

警視庁は認否を明らかにしていません。

容疑者は、ことし1月から4月にかけて埼玉や大阪、愛知などで起きた20件の特殊詐欺に関わったとみられていて、それぞれの地域の警察からの依頼を受けて警視庁の「特殊詐欺連合捜査班」が捜査にあたったということです。

今月発足した警視庁の連合捜査班が捜査して検挙につながった初めてのケースだということです。

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