大崎善生さん(2023年11月撮影)
警視庁が確認した。大学卒業後、雑誌「将棋マガジン」の編集者として日本将棋連盟に勤める。「将棋世界」編集長だった2000年、早世した天才棋士、村山聖(むらやま・さとし)さんの生涯を描いた「聖の青春」で作家デビュー。同作は新潮学芸賞を受賞し、映画化、漫画化された。
「将棋の子」で講談社ノンフィクション賞、小説「パイロットフィッシュ」で吉川英治文学新人賞。他の著書に「アジアンタムブルー」「ロストデイズ」など。
2年前に咽頭がんを患い、闘病中だった。(共同) ◇ 大崎さんは昨年、「私も多くの希望や誇り、生きる喜びのようなものを与えられました。お蔭様でこうして生きております」との思いを明かしていました。 2023年11月、藤井聡太王位の就位式に寄せた祝辞でした。咽頭がんによる声帯摘出手術や闘病についても詳しく説明していました。 妻で女流棋士の高橋和(やまと)さんが代読した祝辞は約20分間に及び、壇上に上がった大崎さんは涙を浮かべていました。 下のリンク先から祝辞の全文をお読みいただけます。
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