逮捕されたのは、風俗あっせん業の小島誠也容疑者(31)や新宿・歌舞伎町のホスト、小保方行志朗容疑者(28)ら4人です。

警視庁によりますと、去年、新宿・歌舞伎町のホストクラブで高額な料金を請求され借金を負った19歳の女性客を大分県の性風俗店に紹介した際、犯罪収益と知りながらその対価として現金40万円余りを受け取ったとして組織犯罪処罰法違反などの疑いがもたれています。

小島容疑者は、小保方容疑者などから依頼を受けて、派遣先の店舗を決める際、この女性客の写真や体型のほか、店側が一定の報酬を約束する「最低保証金」を載せたプロフィールを全国の6つの店舗に送って保証金の額を競わせ、「1日あたり6万円」と最も高い金額を示した大分県の店に派遣したということです。

全国の性風俗店およそ30店と女性をあっせんする契約を結んでいて、4年ほど前から複数の店舗で保証金の額を競わせていたとみられています。

派遣先の店からは「顧問料」の名目で報酬を受け取っていて、警視庁は合わせておよそ1300万円を不正に受け取っていたとみて詳しいいきさつを調べています。

調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。

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