熱心にメモを取る「こども記者」たち=2日、荒川区の荒川車庫で

 東京新聞の子育てウェブメディア「東京すくすく」と都交通局による体験イベント「夏休みわくわくこどもキャンペーン」が2日、都電荒川線の荒川車庫(荒川区)で開かれた。小学生10人が「こども記者」として、電車の動かし方や車庫の役割を取材した。  こども記者は1人ずつ運転席に入り、アクセルやブレーキのバーを握ったり、ボタンで扉を開閉してみたりした。荒川電車営業所の二瓶明さんに「どうすれば、運転士になれますか」などと熱心に質問していた。  荒川車庫前―王子駅前の貸し切り電車にも乗車。取材した成果は、1~3年生は絵日記に、4~6年生は壁新聞にまとめた。  港区の小学3年三田悠聖(ゆうせい)さんは「なかなか入れない車庫の中は絶景ポイントだった」、北区の小学2年大倉千怜さんは「運転手が86人もいるなんて驚いた」と話していた。(浅野有紀)


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