広瀬めぐみ参院議員(58)=自民離党、岩手選挙区=が公設第2秘書の給与を国からだまし取ったとされる事件で、振り込まれた給与を事務所関係者が毎月引き出し、広瀬議員が直接現金で受け取っていた疑いがあることが2日、関係者への取材で分かった。給与の総額が300万円台後半とみられることも新たに判明した。  給与の受領は第2秘書の着任当初から行われていたもようで、東京地検特捜部は、実際に勤務させるつもりがないのに、広瀬氏が参院に第2秘書の届け出をしたとみて、事務所関係者へ聴取し詐欺容疑の裏付けを進めている。  第2秘書は2022年12月から23年8月まで在籍し、第1秘書の妻が務めていた。


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