海上自衛隊大湊地方警務隊(青森)は1日、部下の隊員を殴り、けがをさせたとして傷害の疑いで大湊警備隊の2等海曹窪田英史容疑者(44)を逮捕した。海自が同日、発表した。防衛省が7月、警務隊による逮捕を可能な限り公表するとしてから初めてのケースとなった。

 警務隊の逮捕は公表についての明確な決まりがなく、これまで非公表だった。海自の潜水手当不正受給で、逮捕者4人の存在が木原稔防衛相に報告されていなかったことが問題化し、防衛省は7月26日、公表するとしていた。

 逮捕容疑は7月4日午後0時半ごろ、大湊地方総監部の敷地内で、部下の顔を殴り鼻を骨折させるなどした疑い。

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