滋賀県近江八幡市の伊崎寺で1日、比叡山を巡る「百日回峰行」を終えた僧侶が切り立った岩場から約7m下の琵琶湖に飛び込む修行「伊崎の棹飛び」があった。7都県の20~50代の僧侶12人が岩場に設けられた角材(長さ約14m)の先端まで1人ずつ進み、手を合わせて飛び込んだ。  伊崎寺は比叡山延暦寺の修験道場として知られる。棹飛びは人々の願いをかなえるため自らを犠牲にする「捨身の行」とされ、1100年以上前の平安時代ごろから続いているという。  大津市の金蔵院から初参加した小森文誠さん(28)は、6月に能登半島地震のボランティアをしたといい「一日も早い復興を願いながら飛びたい」と語った。


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