近視と判定された児童生徒の割合

 文部科学省は31日、小中学生を抽出して実施した近視の実態調査の結果を発表した。近視と判定された児童生徒は小学校中学年で4割程度だったのが、中学で6割程度となり、学年が上がるほど増える傾向が出た。  2023年度に約5200人分を集計した調査結果によると、近視の割合は小3が35・9%、小6が53・4%、中3が60・9%などとなった。  生活習慣と近視や視力低下の関係も分析した。屋外に出ることが多い子どもの方が、外に出ない子どもに比べ、視力が低下しにくかった。パソコンなど電子機器の利用時間が長いほど、視力低下につながる傾向が浮かんだ。


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