政府は30日、女性活躍の支援強化に向け、司令塔として新たに設ける組織の拠点を埼玉県嵐山町に置くことを決めた。独立行政法人「国立女性教育会館」(嵐山町)を改組して創設。当初は移転する考えだったが、地元からの要望を受けて方針転換した。関連法案の早期提出を目指す。

 新組織は、全国に約360ある「男女共同参画センター」と連携し活動を後押しする。普及啓発や人材育成、調査研究を幅広く担う。改組に伴い、所管を文部科学省から内閣府に移す。

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