福岡県柳川市で佐賀市の航空会社が運航するヘリコプターが墜落し2人が死亡した事故で、着陸予定だった佐賀空港の管制塔と無線で交信した直後に墜落したとみられることが29日、国土交通省への取材で分かった。交信で異常をうかがわせるやりとりはなく、緊急事態は宣言されていなかった。国交省などが詳しい経緯を確認している。
運輸安全委員会の航空事故調査官は現地調査を始め、福岡県警も実況見分した。
国交省によると、28日午後4時11分ごろ、管制塔に「最終進入経路上3マイル(約4.8キロ)にいる」との無線を最後に交信が途絶えた。県警によると、同12分ごろに「ヘリが墜落した」と110番があった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。