29日は関東から九州にかけて暑さが広がり、特に関東甲信や東海の各地では最高気温40度が予想され、命に関わる危険な高温となりそうだ。気象庁などが熱中症への警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、午前6時時点ですでに全国47地点で30度以上を観測。この後も高気圧の影響で日差しが強まり、日中の最高気温は埼玉県熊谷市、甲府市、浜松市で各40度と予想されているほか、京都市39度、東京都心38度、名古屋市や大分市で各37度など、全国的に気温が上昇し、今年一番の暑さとなる所が続出しそうだ。気象庁と環境省は38都府県で熱中症警戒アラートを発表している。

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 記録的大雨に見舞われた秋田や山形では、30日の明け方にかけて再び大雨となる見通し。30日午前6時までの24時間の予想雨量は、東北日本海側で120ミリなど。これまでの雨で災害の危険度が高まっており、気象庁は土砂災害や河川の氾濫(はんらん)に厳重な警戒を呼びかけている。(大山稜)

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