自民、参院選で歴史的敗北 安倍首相退陣へ

2007(平成19)年 第21回参院選で、自民党が37議席と歴史的大敗。一方、民主党は60議席を獲得し、参院で第1党となった。郵政造反組復党問題や年金問題、相次ぐ閣僚の不祥事が重なり、第一次安倍晋三内閣への批判が自民から民主へのシフトを引き起こした。非改選議席を含めると参院では野党が137議席の安定多数を獲得し、衆院与党の政権運営が難しくなる「ねじれ国会」となった。

安倍首相は9月に辞任を表明し、福田康夫氏が後任首相に就いた。

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