ロッキード事件で田中角栄元首相逮捕

1976(昭和51)年 東京地検特捜部が田中角栄元首相を逮捕。米ロッキード社の航空機売り込みなどに絡む対日工作で、販売代理店だった丸紅を通じて5億円を受け取ったとして、8月16日に受託収賄容疑で起訴された。一審、二審は実刑、上告中の93年に死去し、公訴棄却となった。

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その他の出来事

バルセロナ五輪 女子200平で岩崎選手が金メダル

1992(平成4)年 バルセロナ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで岩崎恭子選手(14歳)が2分26秒65の五輪新記録で金メダル。試合後のインタビューで「今まで生きてきた中で一番幸せです」が話題になった。当時としては、日本の五輪史上最年少の金獲得。2021年7月26日、東京五輪でスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛選手(13歳)がこの記録を破った。

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戦後初のサハリン墓参団出発

1965(昭和40)年 第2次大戦後初めて、日本からソ連・サハリン島(樺太)への墓参団が出発。日露戦争で北緯50度以南の南樺太が日本領となったことから、サハリンにはかつて移住した日本人の墓が数多くあったが、第2次世界大戦後は全島がソ連領となり、引き揚げ者は墓参もかなわなかった。

東京で光化学スモッグ観測開始

1970(昭和45)年 東京都で光化学スモッグの観測体制が整備され、注意報・警報の発令を開始した。7月18日に杉並区の東京立正高校で体育の授業中に目の痛みや頭痛を訴え、40人以上が救急車で運ばれたのが、光化学スモッグの初の発生事例だった。2014年度以降、都内では保健所への被害の届け出はない。

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東京五輪 ソフトボールが13年越しの連覇

2021(令和3)年 東京五輪のソフトボールで、日本が金メダルを獲得し、13年越しの連覇となった。

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「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録

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