JR山陽線で脱線事故を起こしたEF210形電気機関車341号機=2023年12月、東京都府中市のJR武蔵野線で
脱線したのはEF210形電気機関車で、首都圏をはじめ東海道・山陽線沿線などに配備され、最も多く稼働中の主力機関車。特に今回車軸が折れた300番台の車両は最新鋭機で、毎年、新たに数両ずつ製造されている。JR貨物は、同形式の全154両と、他形式で同種の車軸を搭載した電気機関車・ディーゼル機関車計291両の検査を急ぐという。 運輸安全委は現場の保全命令を出し、調査官2人を派遣。調査・復旧作業の影響により、山陽線の一部区間と山口線で運転見合わせが続き、26日にようやく再開された。(嶋田昭浩) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。