厚生労働省によりますと2023年の日本人の平均寿命は
▽女性が87.14歳
▽男性が81.09歳で
前の年より
▽女性は0.05歳
▽男性は0.04歳上回りました。
新型コロナで死亡した人 減少
新型コロナに感染して亡くなる人が増加したことなどから、2021年と2022年は、2年連続で前の年よりも平均寿命が下回っていましたが、2023年は3年ぶりに前の年を上回りました。
厚生労働省が2023年と2022年の平均寿命の差を死因別に分析すると、新型コロナウイルス感染症や、がんなどにより亡くなった人の割合は減少した一方、老衰で亡くなった人の割合は増加したということです。
2023年、新型コロナで死亡した人は3万8080人で、前の年と比べて9558人減少しました。
また、平均寿命が公表されている世界の国と地域の中では、女性は39年連続で1位となり、男性は、スイス、スウェーデン、ノルウェー、オーストラリアに次いで5位でした。
厚生労働省は「新型コロナが原因で亡くなった人が減ったことから3年ぶりに平均寿命が延びた。男性女性ともに世界トップクラスと保健水準が非常に高い状態で、引き続き保健福祉の推進に全力を注ぎたい」としています。
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