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電車のオーバーランがなぜか多発 中央・総武線の中野電車区、3年で40件 運転士の間では「中電病」とも
◆「さまざまな観点から原因究明を進める」
JR中央・総武線各駅停車の車両
空気調査は、同電車区の詰め所や職員用寝室・更衣室で実施。今後は老朽化したロッカーやベッドなどの設備を交換するほか、熱中症防止のための対策を進める。また乗務員の体調不良や人身事故などで輸送障害が多発していることから、お盆を前に同電車区内で安全輸送の祈願も行う。 関係者によると、運転士の体調不良トラブルは、同電車区で過去3年間に約40件発生。現場の運転士の間では「中電病(なかでんびょう)」と呼ばれているという。25日にも同路線の千葉県内の2駅で運転士がオーバーランを起こし、乗務を中断した。 JR東日本の担当者は「産業医のアドバイスももらい、さまざまな観点から原因究明を進めていく。より働きやすい職場をつくりたい」としている。(小倉貞俊) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。