「チームジャパンハウス」の開所式に出席したJOCの三屋副会長(中央)ら(7月25日、パリ)

【パリ=田辺アリンソヴグラン】日本オリンピック委員会(JOC)は25日、パリ五輪期間中の情報発信拠点となる「チームジャパンハウス」をエッフェル塔近くにオープンした。2021年東京大会の「レガシー(遺産)」や日本文化などを紹介する場として活用する。

「チームジャパンハウス」内に展示された日本選手団のウエア(7月25日、パリ)

東京大会の聖火のトーチやメダル、選手のウエアを展示するほか、運営を支えたボランティアの活躍などをパネルで紹介している。書道や折り紙といった日本文化を体験できるコーナーも設けた。

「チームジャパンハウス」には東京大会の展示やスポーツ体験のコーナーが設けられている(7月25日、パリ)

日本選手団のメダリストの記者会見を行うほか、SNSでの発信用の撮影ブースを設置。25年に東京都内で開く世界陸上や26年の愛知・名古屋アジア競技大会などのPRも行う。

JOCの三屋裕子副会長は開所式で「日本選手の活躍や日本文化など、多くの明るい話題の発信につなげたい」と話した。パラリンピック期間中も企画展などを予定している。

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