【ニューデリー共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は25日、登録審査の日程を公表、新潟県の「佐渡島の金山」は27日午前10時(日本時間午後1時半)からの会合で行うと明らかにした。ただ進行次第で日程は前後する可能性があるとしている。

 21の委員国がユネスコ諮問機関の勧告を基に議論する。佐渡金山は「登録」ではなく、日本に追加説明を求める「情報照会」と勧告された。登録するかどうかは委員会が正式決定する。日本政府や地元自治体は委員会で、登録への格上げを目指す。

 佐渡金山は「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」で構成。17世紀には質、量ともに世界最高水準だったとされる。

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