銚子市が開催したこの教室には、小学生と保護者の合わせて20人が参加しました。
はじめに洋上風力発電の計画を進めている会社の担当者が講師となり、銚子市の沖合は年間を通して海側から強い風が吹きつけるため風力発電に適していることや、31基の風車を建設し、1年間でおよそ28万世帯が使用する分の電力を自然のエネルギーで賄う計画などを説明しました。
続いて、小さな風力発電の機械を製作する体験が行われ、ペットボトルに切り込みを入れて風車の羽根を作り、LEDを取り付けた小型の発電機につなげることで、風を当てて羽根が回転すると光がつくことを確認していました。
参加した小学生は「羽の角度を曲げて変えながらよく回るように工夫しました」と話し、別の保護者は「海の上の風力発電は知らなかったです。銚子の特徴を生かして進めてもらいたいと思います」と話していました。
洋上風力発電を行う会社の井出翼さんは「今後もこうした機会を通じて、発電事業を理解してもらえるよう努めていきたいです」と話していました。
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