神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)で患者の死亡が相次いだ問題で、病院側幹部が6月に開かれた神戸市の有識者会議後に一連の問題には「根本的な原因はない」と発言し、市が改善計画の内容と矛盾するとして抗議し発言撤回を申し入れていたことが24日、市への取材で分かった。病院側は抗議を受けて発言を撤回したという。  市によると、医療法人徳洲会(大阪市)の福田貢副理事長は6月6日、有識者会議の初会合後に報道陣の取材に「(一連の問題には)根本原因がないと思っている」と発言。市は病院側が4月に提出した改善計画にある「根本的な原因を究明すべく調査を進めていく」という記載と矛盾するとし、書面で撤回を求めた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。