埼玉県庁を訪れたのは県立高校に通う有志の高校生などおよそ50人です。

埼玉県では去年8月、男女共同参画の問題に対応する苦情処理委員が男子校、女子校がある県立高校の共学化を求める勧告を出し、県教育委員会は来月中にも共学化するかどうかについて方針を示すことにしています。

これを前に共学化に反対する高校生たちは、男子校・女子校の維持を求める3万4000人余り分の署名とともに生徒との対話を求める要望書を提出しました。

これに対し県教育委員会の依田英樹高校改革統括監は「高校教育のあり方や中学生のことも考えて要望書を出してくれて大変うれしく思います。皆さんの要望はほかに寄せられている要望と同様に今後の協議の参考にします」と応えていました。

女子校に通う2年生の生徒は「話を聞いてほしいという気持ちで来ました。高校生と対話をしてもらうことで女子校や男子校のよさを知ってもらいたいです」と話していました。

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