兵庫県明石市で2001年、花火大会の見物客が歩道橋上で転倒し11人が死亡した事故から23年となった21日、遺族や丸谷聡子市長らが現場に設けられた慰霊碑を訪れ献花し、犠牲者を追悼した。
自身も事故当日に家族で花火大会に行く予定だったという丸谷市長は記者団に「他人事ではない。風化させないようオール明石で取り組む」と強調した。
事故の教訓を伝えるため19日に行われた市の新人職員研修では、次男智仁ちゃん=当時(2)=を亡くした下村誠治さん(66)が「再発防止が一番の思い。災害などいつ起こるか分からない危険に備えて」と訴えた。
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