ブラジルやラテンアメリカ諸国と日本の交流を促す「ブラジル&ラテンフェスティバル」(在日ブラジル商工会議所主催)が20、21日の両日、東京都渋谷区の代々木公園であった。浅草サンバカーニバルに出場する5チームが初めて、同フェスティバルで踊りを披露し、会場を沸かせた。

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 5チームはそれぞれ40人ずつ出演。鮮やかな色の衣装で、太鼓のリズムに合わせてステップを踏む姿に、大勢の写真愛好家らがシャッターを切っていた。浅草エスコーラ・ヂ・サンバ協会の重山禎弘代表(60)は、「普段は日本人の前でやるので、本場ブラジル人の前でやるのは特別な緊張感がある」と話した。

 同フェスティバルは、昨年まではブラジルだけだったが、今年からはラテンアメリカ諸国の出店も加わった。

 ブラジルから参加したブラジル人音楽家たちは、「ブラジル人は、目をつぶってふるさとを思い出して音楽を味わう。日本のみなさんは、じっと聴き入ってくれる」などと話した。(平山亜理)

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